白ノ葉のライフプランニング

定年前後のライフプランニングと終活について思いを綴ります

米国株式投資によるリスク分散の方法

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2020年3月に新型コロナウィルス感染拡大を嫌気し日米株式を始めとする世界の資産の大暴落が発生しました。米国株式は、同年4月からは急激に回復している状況ですが、暫くは不安定な相場が予想されます。しかし、今後も米国株式を組み込むことは、リスク分散の観点から必須と思いますので、これについて説明します。

長期で見た米国株式

下記のグラフは、過去20年間の米国株式の相対比較チャートです。NYダウ(青色)、日経平均(赤色)、SPDR(黄色、金ETF)の相対比較チャートで20年前の時点を100として比較したチャートです。SPDRは「SPDRゴールド・シェア」というETF(上場投資信託)で、金資産の代表として用いています。つまり下記のグラフは、日米の株式と金資産の3資産について状況を見るのが目的です。

このグラフから次のことがわかります。 

  •  最も価値が上昇しているのは、米国株式のNYダウであり、SPDR(金)の約2倍の上昇を示している。この間、2008年9月のリーマンショックや、今回2020年3月の大暴落がありましたが、それでも大きくプラスになっています。
  • 金(SPDR)は、比較的安定しており、20年間の全期間を通してマイナスになった期間が少ない。

  • 日経平均は、長らく低迷が続いており、プラスが継続するようになったのは最近数年間です。今回の大暴落で過去に戻ってしまいました。

米国株式の有効性 

NYダウ(米国株式)のチャートはすごいですね。大暴落しても数年で戻っています。特に最近の10年間は順調に上昇し、却って、これからも続くのかが不安になります。

リーマンショックは、2008年9月に発生しましたが、その後数年で最高値を更新していますので、今回の新型コロナウィルスを原因とした下落も数年後には、さらに最高値を更新するかもしれません。

しかし、リーマンショックの場合は、金融機関がやられましたが、今回は、元々経済指数と株価に乖離があるところに、新型コロナウィルス感染拡大防止のため経済の回転が止まってしまいました。このため、全分野が影響を受けていますので、次の最高値更新はかなり遅れる可能性が大きいと思います。

とはいえ、将来のことを予測することはプロでも難しいですが、このような米国株式の実績を見ると資産減少リスクを極力抑えるためには、米国株式資産をある程度保有するは有効な方法だと思います。 

また、金資産はおもしろいチャートではありませんが、下落リスクが少なく、安心感がありますので、少し保有することが良さそうです。 

分散によるリスク低減

資産は、種類・地域・時間を分散することにより、リスクを低減できます。米国株式のチャートがいくら良くとも、米国株式だけを集中して持つことはリスクが大きく避けるべきです。

20年前と比較すると大きく上昇していますが、その間では比較的長くマイナスになっている期間もあります。急にお金が必要になった場合は困りますよね。

自分の我慢できるリスクを認識して、その中でバランス良く、各資産を保有することがリスクに強い資産保有になります。 

さいごに

新型コロナウィルスの感染拡大がなかなか収まりませんが、株式市場では、既にこの厄災の後のことを織り込みつつあるように見えます。

今回の厄災が終わった後でも、社会へダメージを与える異なる厄災が発生するかもしれません。

そのような厄災があっても耐える事ができるように、事前に我が家の資産の種類・地域・時間の分散を考え、大切な資産を守っていきましょう。 

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