たのしくためる

へたな横好き白ノ葉ブログ

投資信託4年間の決算、来年に向けて投資信託を一旦整理しました

積立投資信託4年間の決算

来年に向けて約4年間積み立てていた投資信託を全て売却して整理しました。損益結果は約14%増です。売却した理由を含めて概要を説明します。

 [:contents]

投資信託を売却した理由

積立投資信託は、リスクを下げるために中長期的に実施するものです。このため、あまり頻繁に売却するものではありません。

それにも関わらず売却した理由は次のとおりです。

  • 積立投資信託をNISA口座で運用していますが、今の金融機関では特典の魅力が少なく、NISA口座の金融機関を変えたいと思った。
  • NISAは、1度でも取引を実施するとその年は金融機関の変更ができないので、12月が変更のチャンス
  • 今までNISA口座で保有している銘柄を変更先の金融機関に移す場合は、手数料が発生するので、利益が出ている今の内に売却することにした(NISAは損益通算ができないので)。

NISA口座の変更方法は次に記載していますので、ご興味があればご覧ください。

smartage-info.com

積立投資信託の4年間の成績

次の図は、積立投資信託で購入したアセット(資産の種類)比率を表しており、リターン(利益率)の目標を4~5%としています。海外や株式の比率が高く、結構積極的な運用になっています。

 

積立投資信託の購入割合

【積立投資信託の購入割合】

上記の割合で約4年間、購入し続けた結果が次の図の積立投資信託の増減率です。

アセット毎の積立投資信託の増減率(4年間の成績)

【アセット毎の増減率(約4年間)】

計は全体の増減率で、一番上に記載されていますが14%で、予定のリターンをほぼ達成しています。もしも、4年間で計100万円積立てたとすると、114万円になって戻ってくるという事ですので、良い値です。

金が25%増、先進国株式が23.9%増と抜きん出ています。金は新型コロナウィルスの影響を懸念しているのでしょう。また、先進国株式は約半分を米国株式が占めますので、米国市場の好調さが出ていますが何となく不安です。

一方で先進国REITは、唯一マイナスで不動産不況を反映しています。ただ、積立を継続しているのであれば、今のうちに安く購入できるとみることもできます。

日本REIT、新興国株式、新興国債券等は一時期マイナスでしたが、盛り返してきました。

その他債券は、ハイイールド債を購入していました。いわゆるハイリスク/ハイリターンのジャンク債で、これも一時期マイナスでした。今は盛り返し中なのでしょうが、他に比べて戻りが遅くて魅力が無く、次の購入では止めようかと考えています

日本株式も一時期ほとんど0でしたが、15%弱と良い値です。

今後の方針

今までの積立投資信託を解約して少しまとまった資金ができましたので、次のように考えています。

  • 投資信託のアセット比率としては、良い結果を残しているので、従来の比率を基本に考えたいと思います。
  • ただし、今までの積立投資信託の銘柄はアセット毎に10種類以上保有していましたので、少々管理が面倒なので、可能ならばバランス型投資信託も含めて銘柄数を減らしたいといます。
  • そこでポイントとなるのは、投資信託保有していると発生する信託報酬率等の管理費用です。バランス型はアセット毎の投資信託よりも管理費用が高くなるのですがどの程度の差額なのかで判断したいと思います。
  • 投資信託を一から積立ると元の保有額に達するまでには時間がかかるので、一部は管理費用の安い海外ETFも検討対象に含めたいと思います。この場合も管理費用が判断の目安になります。

さいごに

今回は、NISA口座の金融機関変更に端を発した積立投資信託の損益結果について説明しました。今回の本題ではありませんが、あらためて思うのは、NISAに変更についてです。NISAは一金融機関して設定ができませんし、変更にも結構手間がかかります。

情報化が進む今の世の中で利便性が悪いですね。メリットの大きなNISAですので、もっと改善してさらに使いやすい制度にしていただきたいと思うのは私だけでしょうか。