ステイホームやキープディスタンスで出歩くのが不安になりますが、世の中、アフターコロナとかウィズコロナとかで、そろそろ巣ごもりから抜け出して活動を再開されている方も多いかと思います。スキっとしない気分展開に感染症対策をしっかりしたところへの旅行や美味しい食事でもいかがでしょうか。これらが満足できる藤田観光の株式優待制度を紹介します。
藤田観光の株式優待制度
藤田観光は高級ホテルや温泉宿、レストラン等を経営する名門企業です。藤田観光の名前は知らなくとも、椿山荘や太閤園などはご存じの方も多いと思います。
概要
株主優待制度の概要は次のとおりです。下の写真は、今年度いただいた株式優待券等です。
- 保有株式数に応じて割引で利用できる株主優待券と無料の日帰り施設利用券をもらえる(100株で株主優待券10枚、日帰り施設利用券2枚)
- 株主優待券:宿泊の基本料金50%引き(最大2万円引き)、飲食の料金20%引き(最大1万円引き)
- 権利確定月:12月末日・6月末日
対象施設
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宿泊:ホテル椿山荘東京、箱根小涌園 美山風林、箱根小涌園 天悠、箱根小涌園 緑涌(下の写真です)、藤乃煌 富士御殿場 、Nordisk Village Goto Islands(ノルディスク ヴィレッジ ゴトウ アイランズ)、ホテルグレイスリー各ホテル、ワシントンホテル各ホテル他
- 飲食:上記レストラン、シビックスカイレストラン椿山荘、和食折紙、太閤園他
- 日帰り施設利用券(無料):箱根小涌園ユネッサンパスポート入場、下田海中水族館
藤田観光の株価の状況
次の図は、藤田観光株価の2年間の週足チャートです。観光産業はつらいですね。
最近の株価と配当は次のとおりです。
- 株価:1,533円/株(2020年9月4日)
- 最低購入金額:153,300円/100株(2020年9月4日)
- 配当:30円(2019年3月期と同等とすると配当利回り1.96%)
- PBR(株価純資産倍率):1.80
藤田観光は観光業界ですので、新型コロナウイルス感染拡大の影響をもろに受けてしまいました。
元々、東京オリンピック2020の宿泊客増加を見越して、新たなリゾートホテル系や改装等設備投資を行っていたために、収益を圧迫していましたが、東京オリンピックが延びましたので、尚更、苦しい状況が続いているようです。
2019年12月配当でも減配(従来40円/株→30円/株)していましたので、2020年12月期も減配の可能性があると考えています。
もう少し様子見が良いかなとも思いますが、新型コロナウイルス感染症が例えば6カ月先に終息していくと想定すると、底値を拾う感覚で購入有りかもしれません。
さいごに
藤田観光の株主優待制度について紹介しました。老舗だけあり、高級温泉宿などは、宿泊費が結構高く、株主優待券を使用しても一人2万円以上の出費になります。
通常の温泉宿の宿泊費で高級温泉宿に泊まれるという事ですので、このような株式優待制度があるということで、機会があればご検討されても良いと思います。
でも、新コロのせいですっきりしない毎日が続きますね。。。