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円を米ドルに換える一番安い方法、ネット証券の活用方法

円をドルに換える一番安い方法

円貨を米ドルに交換する手数料は、市中銀行の窓口では片道1円ですが、ネット銀行やネット証券のFXを活用するとさらに安く交換する事ができます一番安く交換できるFXを活用した方法を説明します。

円高の内に米ドル投資の準備を

新型コロナウィルスがなかなか終息しなく、海外旅行に行き辛い状態です。しかし、新型コロナについては、ワクチン接種も始まってきましたので、半年から1年先での終わりが見えてきたようにも期待が持てます。

また、自分の資産を作っていく事を考えると、投資効率の良い米国株式等への投資は必須だと思います。米国株式投資等を行うためには米ドルが必要ですが、円高の時に円貨を米ドルに交換するのが為替リスクを小さくする事になります。

現状、ドル・円相場は下降トレンド(ドル安・円高)にあり、まだ底が十分に見えていない状態ですが、ある程度ターゲット値を決め、次の海外旅行や米国株式等投資のために準備しておいた方が良いかなぁ~と考えています。

このため極力安い費用で円貨を米ドルに換える方が良いですので、その方法について、以下説明します。

円貨から米ドルへの為替手数料の現状

円貨から米ドル交換の時に必要な手数料について、市中銀行の窓口・ネット、ネット銀行等の場合をいくつか示します。全て1通貨単位(1ドル)での為替手数料(片道:つまり円貨→米ドル)です。

為替手数料4銭は、住信SBIネット銀行の例でネット銀行の中でも最も安いのではないでしょうか。住信SBIネット銀行は、ネット銀行の中では外国通貨・取引等に強い事で有名です。

1ドルを為替手数料4銭で交換できる事でも十分安いですが、FXを活用するとさらに安く交換できます。

一番安いFXを活用した米ドル交換

FXとは「外国為替証拠金取引で、日本円と対象となる外国通貨(例えば米ドル)の相対的な為替取引の買値・売値差により利益を得ようとする取引のことです。

円貨を米ドルに交換する一番安い方法は、FXで米ドルを購入して、現引きする事です。

現引きできるネット証券は限られています。SBI証券はFX取引での現引きが可能ですので、SBI証券の例を次に説明します。なお、最低取引単位は1万通貨単位、また便宜的に1ドル=100円と仮定して説明します。

SBI証券で米ドルに交換する方法

交換する流れは次のとおりです。

  1. 実際に購入する金額の105%のお金をFX口座に入れます。つまり、105万円以上をFX口座に用意しておく必要があります。
  2. レバレッジを1として(レバレッジは25倍まで可能ですが、ここでは等価交換しますので1倍とします)、1ドル100円の時に1万ドルを購入します。
  3. 1万ドルの米ドルを現引きします。これにより、現物の1万米ドルが外貨建取引口座に入ります。

後は、外貨建取引口座の1万米ドルにより、米国株等外国株・外貨建債券・外貨建MMF等米ドル建商品の購入ができます

FX取引と現引きによる円貨・米ドル交換費用

この場合の費用は、FXのスプレッドだけです。つまり、為替取引の買値・売値差となり、SBI証券の場合は通常0.2銭です。100万円を1万ドルに交換した場合、20円となります。

注意点

FX取引+現引きによる円貨・米ドル交換の注意点は次のとおりです。

  • 現引き注文できるのは米ドルだけで、最低1万ドル単位です。
  • 現引き注文できるのFX取引サイトのみで、モバイルのアプリからは発注できません。
  • 現引き時の為替で計算された金額の105%に相当する金額以上を用意しておくことが必要です。

 SBI証券のFXの詳細については、下記サイトをご覧ください。

→SBI証券公式サイトを見る

さいごに

円貨を米ドルに交換する方法として一番安くできるSBI証券での「FXと現引き」について説明しました。

実際問題として、最低100万円以上(1ドル=100円として)準備しなければなりませんので、そうそう実行できるものではありません。また、円高の時を見極めて行わなければ為替差損の危険もあります。

現実的には、住信SBIネット銀行の為替交換レート4銭/ドルを利用するのが多いかもしれません。

まだ暫くは円高傾向が続きそうですので、今は様子見で1ドル=100円ぐらいになれば出動しようかとも考えていますが、準備すべき資金が大きいので本当に実行するかは自分でもわかりません。

なんとなく、今のコロナの状況と同じで心のモヤモヤが続いています。早く終息してすっきりしたいものです。。。