たのしくためる

へたな横好き白ノ葉ブログ

65歳、70歳、75歳、年齢制限でできる事できない事のあれこれ

老後に向けた年齢制限のあれこれ

65歳でジェットコースターに乗れなくなりそれがショックだったとこの間TVタレントの方が言っていました。65歳になると老齢年金の受給資格が獲得できますが、年齢制限でできなくなる事も当然あるのだろうなと思い、少し調べて見ましたので説明します。65歳に限らず、いろいろな年齢制限があるものです。

年齢制限について

何気なく過ごしている日常ですが、ある時急に、これからはこれが使えませんとかできませんとか言われるのはショックですね。年齢を重ねていくうちに自分ではもう無理かなと思う事がありますが、規則としてできなくなることもあります。

高齢者ドライバーが引き起こす悲惨な事故なども目に付くようになってきましたので、自覚し、できることであれば事前に対応を考えておかなければなります。

主なものとしては、生活一般に係るものや年金、保険、車関係がありますので、これらをみていきます。

色々な年齢制限

年齢によりできる・できないが、身近なところで現れてくる主なもの説明します。

生活一般

ジェットコースターに乗れない

65歳以上は不可となっているのは、全ての遊園地というわけではないようですが、有名どころは、65歳以上不可です。過激なものは60歳未満もあるようですので、お孫さんと乗る時は要確認です。

地方自治体のサービス

地方自治体によりますが高齢者向けサービスが受けられます。私の街では、健康教室・健康相談・関連セミナー等に参加できます。

献血

日本赤十字社の基準では、65歳以上の献血について、60~64歳の間に献血経験がある方に限っています。理由は、献血される方の健康を考慮してとのことです。

臓器提供

日本臓器移植ネットワークでは、提供する臓器により次の基準があります。ただし、年齢を超えた場合でも医学的に提供が可能な場合があるので、思いがあれば健康保険証や運転免許証の意思表示欄には記入することを勧めています。

  • 心臓:50歳以下
  • 肺:70歳以下
  • 腎臓:70歳以下
  • 膵臓:60歳以下
  • 小腸:60歳以下、等

自動車運転免許

高齢者講習

70歳以上の方は免許更新時に高齢者講習の受講が必要になります。また、75歳以上の方は免許更新時に高齢者講習に加えて、認知機能検査の受講が必要になります。

自主返納制度と特典

自動車運転免許証の自主返納には年齢制限がありません。自主変更された方には、運転免許証の代わりとなる証明書として「運転経歴証明書」を申請できます。

さらに、令和元年12月より、平成28年4月1日以後に運転免許を失効した方も運転免許「運転経歴証明書」を申請でき、原則65歳以上の高齢者を対象に割引等いろいろな特典を受けられます。

東京都の場合の特典内容は下記をご覧ください。他県については、検索で「高齢者運転免許自主返納サポート協議会 ○○県」等と検索すると出てきます。

高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業・団体の特典一覧 警視庁

老齢年金

65歳から老齢年金の受給資格が発生します。支給開始年齢の3か月前に、「年金請求書(事前送付用)」及び年金の請求手続きの案内を日本年金機構から郵送されてきますので、忘れずに手続きしましょう。

健康保険

前期高齢者(65歳以上75歳未満)

前期高齢者は、65歳以上75歳未満の方が対象です。このうち70歳以上75歳未満の方には、医療保険証に加え、高齢受給者証が交付されます。

高齢受給者証は、病院窓口での自己負担割合を示す証明書になり、所得の状況により、1割~3割負担のいずれかが記載されています。

後期高齢者(75歳以上)

後期高齢者は、75歳以上の方が対象です(一定の障碍がある方は65歳以上)。新たに後期高齢者医療保険に個人で加入することになります。

窓口負担は1割ですが、現役並み所得者(収入基準額:夫婦2人世帯年収520万円、単独世帯年収383万円)の場合は3割負担になります。

さいごに

65歳では、意外とまだ恩恵が少ないイメージで、自身を含めて世間では既に65歳では高齢者とは見ていないようです。

しかし、年金や健康保険等の社会保険関係は、財政が自転車操業なので、サポートがさらに厚くなるとは考えずらい状況です。

可能な事は早めに対策をうち、少しでも頭や体を柔らかく、懐も温めつつ、晩年を楽しみたいものです。