楽天証券口座と楽天銀行口座を連接するマネーブリッジに申し込むと普通預金金利が年0.1%に優遇されますので、株式等投資を行わない人でも両口座を開設しておくメリットがあります。入金手数料を無料にする方法等を含めて紹介します。
普通預金金利を年0.1%にする方法
大手の市中銀行では、普通預金金利0.001%、定期預金0.002%程度です。しかし、楽天証券と楽天銀行で口座を開設し、両口座を連接させるマネーブリッジを申込むと普通預金金利は0.1%になる特典があります。
楽天証券と楽天銀行の開設や管理は無料ですので、株式等投資を行わない人でも作っておくとメリットのある特典です。
マネーブリッジの特長は次のとおりです。
- マネーブリッジは楽天銀行から申込みます。
- マネーブリッジを申込むと楽天銀行口座と楽天証券口座で自動入出金サービス(証券口座内の現金→銀行口座へ移動/株式購入時には銀行口座内現金→証券口座に移動等、手数料無料で勝手に移動してくれる)が受けられます。
- 楽天銀行の通常の普通預金金利0.02%が0.1%にアップされます。
実施する事をまとめると次のとおりです。
- 楽天証券口座を開設する。
- 楽天銀行口座を開設する。
- 楽天銀行でマネーブリッジを申込む。
- (投資をされる方は、楽天銀行でパッピープログラムを申込むと銀行入出金手数料無料回数増やポイントが貯まる特典を得ることができます)
口座への入金手数料を無料にする方法
楽天銀行への入金は、他の銀行等から入金する場合に通常振込手数料が必要です。しかし、楽天証券の「リアルタイム入金」サービスとマネーブリッジを利用する事により、楽天銀行への入金手数料を無料にできます。
流れとしては次のとおりです。
ただし、「リアルタイム入金」できる銀行は決まっており、次の銀行が対応しています。
【リアルタイム入金に対応している銀行】
さらに株式等投資を行う場合のメリット
いままでは、株式等投資をしない人が前提でしたが、これから株式等投資にチャレンジしてみたいという人向けです。
NISAやつみたてNISAもあり、株式や投資信託への投資のハードルが下がってきています。しかも、メリットも増えますので、無理のない範囲で実施すべきと考えています。
ポイント運用
楽天ポイントを使って投資の真似事ができるサービスです。特に証券口座は必要では無く、アクティブかバランスの2つのコースから選ぶだけで、すぐにはじめられます。運用しているポイントは通常ポイントとして利用できます。
ポイント投資
楽天証券口座が必要で、ポイントを使って株式や投資信託が購入できます。ポイント投資を行うとSPU(楽天スーパーポイントアップサービス)の対象となり、楽天市場での買物で通常のポイント+1%のポイント付与の特典があります。
楽天カードクレジット決済で1%還元
楽天証券での投資信託の購入に楽天カードクレジット決済が利用でき、購入額の1%のポイントが付与されます。ポイントが付与される購入上限額があり、一月あたり50,000円です。また、楽天カードクレジット決済を利用すると毎月1日が積立日になります。
貯まったポイントは買物はもちろんの事、前述のポイント投資でも利用できます。
さいごに
普通預金金利が年0.1%になる方法を説明しました。数十年前は、金利数%が当たり前でしたので、特典で年0.1%になっても寂しいものです。しかし、眠っているお金であれば少し働かせてみましょう。
とはいえ、やはり投資はした方が良いと思います。つみたてNISAでは40万円/年まで非課税ですので、ポイントだけでも楽天カードクレジット決済で1%(=4,000円相当)が付与されます。どうでしょうか。