PayPayやLINE Payの請求書払い機能を利用すると住民税等の税金や電気料金・ガス料金等の公共料金の支払ができます。全ての自治体や企業が対応しているわけではありませんが、私の住んでいる街でも一部、スマホアプリからの支払が可能になりましたので、一例として説明します。
スマホアプリの請求書払い機能とは
スマホアプリの「請求書払い」とは、税金、公共料金(電気料金・ガス料金・上下水道料金等)、通信販売の払込票等に記載されたバーコードを、スマホアプリで読み取る事で支払いが完了するサービスです。
メリット、デメリットは次のとおりです。
メリット
- スマホが通信できる環境であれば、いつでも、どこからでも利用できます(システムメンテナンス期間は使用不可)。
- 現金を持ち運ぶ必要がありません。
- 支払金額に応じてポイント還元があります。
デメリット
- 全ての自治体や企業が対応しているわけではありません。
- 事前にチャージしておく必要があります。
- 支払金額の上限があります。
- 納税証明書や領収書が発行されません(必要な場合は、金融機関・コンビニ等で支払わなければならない)。
- 手数料が必要なところがあります。この場合、ポイント還元率の実質的な低下になります。
住んでいる街もスマホアプリ請求書払いを開始
私の住む街(神奈川県)でも、一部ではありますが、スマホアプリでの地方税や公共料金を納めるサービスを7月から開始しました。
バーコードが印字された納付書(コンビニ用)が必要で、このバーコードをスマホアプリから読み取る事で納税等が完了します。
利用できるスマホアプリ
スマホアプリで請求書払いできるのはPayPay、LINE Pay、PayBの3種類です。なお、PayBは、クレジットカードとの紐付けができませんので、銀行口座からの自動引き落としになります。
この街で対応している税目等
スマホアプリで支払可能なものは次のとおりです。会社勤めの人は、市県民税(地方税)や介護保険料等は特別徴収(給与天引き)されていますので、関係がありそうなのでは、固定資産税・都市計画税(土地・家屋)、軽自動車税、清掃手数料等でしょうか。
スマホアプリの公式サイト等
上記の街の例以外でも電気料金や水道料金等いろいろな支払ができます。
詳細については、次の公式サイトをご覧ください。
なお、税金や公共料金等のスマホアプリ決済方法の他にクレジットカード決済も方法もあります。クレジットカード決済方法の比較等の記事を下記にまとめていますので、ご興味があればご覧ください。
さいごに
今回は、スマホアプリで納税や公共料金の支払えるサービスについて、私が住んでいる街を一例として説明しました。
手軽に支払えるというのは便利なのですが、今回紹介したサービスに限らず、PayPayにしてもLINE Payにしても紐付けできるクレジットカードの縛りがあり、だんだん使いづらくなってきているようなイメージがあります。PayBについては、銀行口座との紐付けのみなので、ポイント還元もありません。
楽天Payはまだ対応していないようですが、もしも楽天ポイントがもらえる楽天Payが対応してくると他のところは負けてしまうような気がします。
もっと融通をきかせて欲しいと思うのは私だけでしょうか。。。